ワンガヌイ・ジャーニー

ワンガヌイ川は北島南西部の山岳地帯から、数え切れないほどたくさんの丘を経て、タスマン海へと注ぎ込む大河です。

ワンガヌイ・ジャーニーは、カヌーあるいはカヤックを漕いでの旅。3~5日間の行程中は、国内屈指とも言える手付かずの自然だけでなく、この地域の歴史や文化的な体験も楽しめます。

所要時間
3~5日
距離
145km
山小屋の料金
大人一泊$32。17歳以下は無料
シーズン
10月~4月
所在地
ワンガヌイ国立公園 (北島 南西部)
出発地
ワンガヌイ、タウマルヌイ、オーアクニ
最寄りの空港
ワンガヌイ、タウポ、パーマストンノース

ワンガヌイ・ジャーニーで奥深いマオリの世界に浸り、美しい風景を堪能しましょう。タウマルヌイからピピリキを結ぶ5日間145kmの旅か、流域の中でも絶景が続くエリア、ファカホロからピピリキまでの3日間87kmの旅が選べます。

ワンガヌイ・ジャーニーのハイライト

  • 深い峡谷の中を漕ぎ、上部から流れ落ちてくる滝のそばを抜けていきます。
  • ワンガヌイ地域のマオリの部族とアワ(マオリ語で川)の深い関係について学び、山小屋「ティエケ・カリンガ」での滞在を楽しみましょう。マオリ族の集会所としても利用されており、他の小屋とは違った時間が過ごせます。
  • 漕ぐのに疲れたら、川から上がって、有名な「ブリッジ・トゥ・ノーウェア(どこにも行けない橋)」を訪ねましょう。「ア・バレー・アバンダンド・ドリーム(夢ついえた谷)」と呼ばれる谷の中に、第一次世界大戦の帰還兵らが残した橋があります。

詳細はワンガヌイ・ジャーニーのパンフレット(英語)をご覧ください。

出かける前の注意

グレートウォークを歩く際は事前に綿密な計画をたて、準備と装備を整えましょう。ワンガヌイ・ジャーニーでは、防寒具などの完全装備が必要です。また、登山道の状況や天候情報など最新の情報を入手してください。自然保護省(DOC :Department of Conservation)のワンガヌイ・ジャーニー (英語)もご参考に。

安全確保はあなた自身の責任です。歩き始める前に、最寄りのDOCビジターセンターで、グレートウォーク開始のチェックインをしてください。(登山届けの変わりになります)また、ニュージーランドのトレッキングについての詳細な安全情報、シンプルな5つのルールをまとめた「アウトドア セーフティ・コード(野外活動安全規則)」も、あなたの安全確保に役立ちます。詳細はwww.adventuresmart.org.nz (英語)をご覧ください。

Whanganui Journey image courtesy of Justin Rihia