ニュージーランド航空、2016年度中間決算でも堅調な業績-中間配当は54%増-

ニュージーランド航空が2月25日に発表した2016年度中間期(2015年7月~2015年12月)の税引前利益は前年同期比132%増の4億5700万NZドル(約378億4417万円)に達しました。税引後純利益は154%増の3億3800万NZドル(約279億8978万円)でした。
2016年2月25日

これは旅客輸送収入の大幅な増加による結果であり、ネットワーク全体でキャパシティが16%以上増加したことにより支えられています。コスト面では、大幅に低下している燃料価格、フリートの簡素化計画がもたらすスケールメリットと効率性の恩恵も引き続き受けています。営業キャッシュフローは5億4100万NZドル(約448億21万円)で、前年同期比43%増でした。

この財務報告を受け、取締役会は、中間配当を前年同期比54%増の1株10.0セントと決定しました。 

会長のトニー・カーターは、「2016年度を非常に素晴らしい結果でスタートできたことを喜ばしく思います」とコメントしています。

「当社の業績、健全なフリー・キャッシュフロー、堅実なバランスシートは、CEOクリストファー・ラクソンとエグゼクティブ·チームによる、持続的かつ高収益な成長戦略が功を奏したものです」 

クリストファー・ラクソンは、ニュージーランド航空の堅調な業績は、社員の献身的な努力なしでは成し得えなかったとして、次のように述べています。

「ニュージーランド航空社員の情熱と専門性は、あらゆる面で実践されています。それによって、当社が提供する機材やサービス、旅の体験をお客様にとってユニークで思い出深いものにしていると共に、競合に対する当社の優位性も保たれています」 

「当社の成長戦略は、お客様、社員、株主の皆様に引き続き利益をもたらすでしょう。ネットワークにおいては、ニュージーランド国内や環太平洋地域でより経済的な新機材を用い、便数や路線を増やし、かつ競争力のある価格を提供してまいります」

「今期国内市場の拡大によって需要が10%伸び、さらに地域路線のアエロスパシアル ATR72についても大変好評をいただいております。当社は、顧客満足度を高める努力を続けてまいります。また、まもなく実施される定期便スケジュールの変更についても大変期待をかけております。国内線及び地域路線において、接続性、一貫性、便数の向上により、複雑な乗り継ぎをなくし、より利便性の高い選択肢をご提供できるでしょう」 

ラクソンはまた、タスマン路線、南太平洋諸島間の路線についても好調であるとして、次のようにコメントしています。

「ニュージーランドは、オーストラリアからのお客様にとって需要の高い渡航先であるだけではなく、北米、南米、南太平洋諸島への玄関口でもあります。このような旅客の流れが、同マーケットにおけるニュージーランド航空の優位性をさらに強めています。特にオーストラリアにおいては、好機を逃さず、引き続き積極的な事業展開を考えています」 

「国際長距離路線については、12月にヒューストン線、ブエノスアイレス線、そして共同運航する中国国際航空の北京線が就航し、その需要と業績には大いに期待しています。さらに、2016年6月からは、ベトナムへの季節便が就航します。これにより、お客様へ環太平洋諸国への新しいアクセスを提供することができ、喜ばしく思います」

ニュージーランド航空では、強みとする旅客輸送サービスに加え貨物事業も好調であり、上半期21%の増収を記録しました。貨物事業での確かな実績は、主として北米、オーストラリア、アジアからの需要に支えられ、ニュージーランドからの長距離路線でのシェアの伸びにつながりました。 

2016年度中間期における、ヴァージン・オーストラリアへの25.9%の投資分、およびクライストチャーチ・エンジン・センターの収益分配分からの貢献利益はそれぞれ1,500万NZドル(約12億4215万円)、1,000万NZドル(約8億2810万円)となりました。

ニュージーランド航空は、今後もラウンジの改装やテクノロジーを使った新しいサービス、独自のマイレージプログラム「エアポインツTM」の新しいパートナー提携などにより、顧客満足度の向上に努めてまいります。   

2016年度の見通し

ニュージーランド航空の2016年度下半期の戦略の焦点は、引き続きネットワークの収益性拡大であり、ニュージーランド国内、アメリカ、アジア路線の拡大により約7%のキャパシティ増加が見込まれています。

会長のカーターは「現在の市況や燃料価格、外国為替相場に基づき、2016年度決算時の税引前利益は、ヴァージン・オーストラリア株式保有による収益を除き、8億NZドル(約662億4800万円)超えを目標としています」と述べています。 

中間配当は法人税率28%で1株10.0セントと決定し、2016年3月11日営業終了時点で登録のある株主に対し、2016年3月18日付けで支払われます。

業績ハイライト

  • 税引前利益 4億5700万NZドル 前年同期比132%増
  • 税引後純利益 3億3800万 NZドル 前年同期比 154%増
  • 旅客輸送収入 23億NZドル 前年同期比16%増
  • グループキャパシティ 前年同期比16%増(84.4%座席利用率)
  • 営業キャッシュフロー 5億4100万NZドル 前年同期比43%増
  • žギアリング 53.8%
  • 取締役会は、1株あたりの中間配当額を前年同期比54%増の1株10.0セントと決定。

 

ニュージーランド航空について
ニュージーランド航空は、1940年に設立された国際航空会社です。ニュージーランド国内をはじめ、アジア太平洋を含む17ヶ国50都市以上への直行便を運航し、スターアライアンスに加盟しています。日本からニュージーランドへ直行便を運航する唯一の航空会社でもあります。ニュージーランド国内は玄関口のオークランドを中心に約20都市を結び、また、全日空とのコードシェア便により、日本各地からの乗り継ぎも便利です。同社は、AirlineRatings.comの「エアライン・オブ・ザ・イヤー」(2014年から3年連続)をはじめ、毎年数々の賞を受賞しており、安全性、定時性、サービスのクオリティ、環境への配慮など様々な面で高い評価を受けています。
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※  1NZドル=82.81円(2015年12月30日の仲値で計算)