循環型経済への推進
廃棄物削減を推進するためには、サプライチェーンの設計と調達段階から循環型のアプローチを採用する必要があります。
ニュージーランド航空全体に廃棄物削減の文化を浸透させることは、当社の廃棄物削減と埋立処分からの廃棄物削減率の向上に不可欠です。このため、ニュージーランド航空は2025年から2027年までの新たな循環型経済戦略と目標を策定しました。
詳細については、2024年年次報告書の「Driving towards a circular economy」セクションをご確認ください。
使い捨てカップ – 事例研究
使い捨てカップは、自然資源の消費、埋立地の埋立、排出量の増加を招く廃棄物の象徴となっています。
現在、当社のラウンジの大多数から使い捨てカップを廃止しました。これにより、年間ほぼ100万個の使い捨てカップが廃棄物から排除されます。
2024年3月、ニュージーランド航空は国内線6便で使い捨てカップ不使用の試験運航を実施し、乗客に自身のカップを持参するよう促し、機内では再利用可能なカップを提供しました。約10%の顧客が再利用可能なカップを持参し、再利用可能なカップの提供への移行に圧倒的な支持が示されました。当社は、機内での使い捨てカップ削減方法の理解を深めるための取り組みを継続していきます。
お客様も、当社の飛行機にご搭乗の際にはご自身の再利用可能なカップをご持参いただくなど、ご協力いただけます。