何もないのに満ち足りる

秘境・グレートバリア島の旅

グレートバリア島

オークランドの北東沖約90kmに浮かぶグレートバリア島は、人口約900人の小さな島。面積の6割以上が自然保護区に指定されている、手付かずの自然にあふれた島です。降るような満天の星空が眺められることから、最近では星空鑑賞スポットとして注目を集めています。

1オークランドからのアクセス方法

グレートバリア島へはオークランドからフェリーか飛行機で行くことができます。フェリーの場合、所要時間は4時間半で、オークランド中心部のフェリー乗り場から夏は週5便、冬は週3便が運航。オークランド空港から飛行機でアクセスすると片道30分。6〜8人乗りの超小型飛行機で、パイロットの近くの席に座ると操縦の様子が見られるレアなフライト体験が楽しめます。

 

    2島内での移動はレンタカーが便利

    島内に公共交通機関はほぼないため、ツアーを利用するかレンタカーを借りて移動します。宿によってはマウンテンバイクなどを貸してくれるところも。お店や宿泊施設があるのは、西海岸のTryphena(トライフィーナ)という町。宿は小さなB&Bやエコロッジなどがほとんどで、大きなホテルはありません。

      3海と山を楽しむネイチャーアクティビティ

      サーフィンやシーカヤック、マウンテンバイク、ハイキングなど、グレートバリア島では、自然の中で遊ぶアクティビティが盛りだくさん。 原生林の中を歩くトレッキングコースが整備されているので、コースの一部をのんびりと散策して、森林浴をするのもおすすめです。

        4カフェやレストランはほんの数軒。新鮮なシーフードが絶品

        島内にある飲食店は数えるほどですが、地元の人や観光客に人気なのが、島で唯一のアイリッシュパブ「Currach Irish Pub」。ここは料理がおいしいと評判で、ランチやディナーにはとれたて新鮮なシーフードが味わえます。また、バックパッカーからファミリー用まで、さまざまなタイプの部屋を揃えた宿泊施設も併設しています。
        Currach Irish Pub(英語)

         

          5世界が注目するグレートバリア島の星空
          グレートバリア島

          2018年5月、国際ダークスカイ協会が定める「ダークスカイ・サンクチュアリ」に、グレートバリア島が世界で3番目に認定されました。島には信号や街灯などの光害がほとんどなく、晴れた日には肉眼で天の川が見えるほど。近くのビーチで毛布にくるまりながら星空鑑賞するだけでも十分素敵なシチュエーションですが、星空ツアーに参加すれば、詳しい解説を聞くことができます。

            6グレートバリア島へ行く際のポイント

            グレートバリア島を旅する時の注意点を少し。島にはATMがないので、現金を持参しましょう(クレジットカードは使用できますが念のため)。また、街灯がほとんどなく夜は真っ暗になるので、懐中電灯を持っていくと重宝します。宿泊施設やレンタカーなどは数が少ないので、早めの予約をおすすめします。

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              Great Barrier Island, New Zealand © Currach Irish Pub; Great Barrier Island, New Zealand © Mark Russell; Great Barrier Island, New Zealand © Aotea