ニュージーランド航空2015年度中間決算、堅調な業績

ニュージーランド航空が2月25日に発表した2015年度中間期(2014年7月~2014年12月)の税引前ノーマライズド利益(※1)は前年同期比20%増の2億1600万NZドル(約202億8456万円)に達しました。税引前利益は1億9700万NZドル(約185億27万円)、税引後純利益は6%減の1億3300万NZドル(約124億9003万円)でした。
2015年2月25日

これは好調な増収による結果であり、ネットワーク全体のキャパシティの増加や収益率の向上に支えられました。営業キャッシュフローは3億7800万NZドル(約354億9798万円)で、前年同期比26%増でした。

取締役会は、中間配当を前年同期比44%増の1株6.5セントと決定しました。

会長のトニー・カーターは、この結果は株主に非常に満足していただけるもので、ニュージーランド航空が持続的に利益を生み出せる数少ない航空会社の一つであることを示しているとし、次のように述べています。

「私たちは優れた営業力とマーケティングの専門知識を兼ね揃えるとともに、徹底した原価管理や、受賞経験のある当社ならではのニュージーランド流おもてなしを実践し、抜群の運航実績を上げています」

ニュージーランド航空は2014年11月、当時の燃料価格が継続された場合、下半期(2015年1月~2015年6月)の収益はさらに大幅な改善が見込まれると発表していました。

カーターは「燃料価格は11月より下がっており、売上も維持していることから、今年度以降の弊社の見通しはさらに良くなります」と発言しています。

CEOのクリストファー・ラクソンは、ニュージーランド航空が運航するすべての市場において競争力ある運賃の提供に注力し続けるとし、次のように述べています。

「ニュージーランド国内路線、タスマン路線(オーストラリア - ニュージーランド間)、太平洋諸島への路線、国際長距離路線などどの路線であっても、ニュージーランド航空のお客様には、より競争力のある価格設定をご期待いただけます。人気の『Night Rider』サービス(※2)の再導入とその対象路線の国内拡大、またロサンゼルスや東京のような目的地への低価格運賃『Grabaseat』(※3)の提供など、ヒット商品を生んできました」

「私たちは小さな航空会社ですが、真に偉大な企業になるために努力し、成功し続けたいと考えています。その達成のためには、三つの主要な目標―さらに優れた利益を上げ結果を出すこと、顧客満足度を向上し続けること、人材や文化を成長させ続けること―を一気に達成しなければなりません。これら三つは等しく重要であり、エグゼクティブ·チームと私はこの三つの継続的な実現に重点的に取り組んでいます」

ラクソンは2015年がニュージーランド航空にとって非常に明るい年になりつつあるとし、次のような発言を残しています。

「私たちは最近、シンガポール航空との業務提携の一環としてオークランド-シンガポール路線のフライトを再開しました。これは環太平洋地域の成長戦略の重要な柱であり、お客様に便利な直行便をご提供できるだけでなく、東南アジア及びその先に広がる市場への乗り継ぎやすい便を提供しています」

「また、当社初となる南米への定期便就航計画も発表しました。本年12月からアルゼンチンのブエノスアイレスへの直行便が運航を開始し、チケットの販売もまもなく開始されます。国際線の渡航先としては28か所目となり、南米、ニュージーランド、オーストラリア、アジア間を旅行されるお客さまに、わくわくするような新しい可能性をご提供できることとなります」

「ニュージーランド航空は、これからもイノベーションへの投資に重点を置き、顧客満足度の向上に取り組んでいきます。具体的には、空港ラウンジのグレードアップや、自動チェックイン機の本格展開、モバイルサービスの向上に、4000万NZドル以上の投資を行っています」

業績ハイライト

  • 税引前ノーマライズド利益 2億1600万NZドル 前年同期比20%増
  • 税引前利益 1億9700万NZドル 前年同期比1%減
  • 税引後純利益 1億3300万 NZドル 前年同期比6%減
  • 業績にはヴァージン・オーストラリアによる、持分法による投資損失1400万NZドルを含む
  • 売上高 24億NZドル 前年同期比3.4%増(為替の変動を除外すれば5.2%増)
  • 旅客輸送収入 20億NZドル 前年同期比3.2%増(為替の変動を除外すれば5.1%増)
  • 営業キャッシュフロー 3億7800万NZドル 前年同期比26%増
  • 現金持高 12億7000万NZドル
  • ギアリング 51.6%
  • 1株あたりの中間配当額 6.5セント、前年同期比44%増
  • 今後6年間の航空機への設備投資見通し 30億NZドル
  • ムーディーズの格付け 「Baa3」、見通し「安定的」

 

ニュージーランド航空について
ニュージーランド航空は、1940年に設立された国際航空会社です。ニュージーランド国内をはじめ、アジア太平洋を含む16ヶ国53都市へ直行便を運航し、スターアライアンスに加盟しています。日本からニュージーランドへ直行便を運航する唯一の航空会社でもあります。ニュージーランド国内は玄関口のオークランドを中心に25都市を結び、また、全日空とのコードシェア便により、日本各地からの乗り継ぎも便利です。同社は、たとえば2014年1月AirlineRatings.comのエアライン・オブ・ザ・イヤー等、毎年数々の受賞が示すとおり、安全性、定時性、サービスのクオリティ、環境への配慮など様々な面で高い評価を受けています。
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