2017年度中間決算 過去2番目の好業績を達成、高配当を維持

ニュージーランド航空が2月23日に発表した2017年度中間期(2016年7月~2016年12月)の税引前利益は3億4,900万NZドル(約283億5,276万円)で、前年同期の4億5,700万NZドルに次いで過去2番目に高い業績となりました。
2017年2月23日

この業績はその他の重要項目の利益2,200万NZドルを含み[1]、税引後純利益は2億5,600万NZドル(約207億9,744万円)でした。今回の中間決算について会長のトニー・カーターは、ニュージーランド市場向けのかつてない競合他社の増便により、競争が激化するなか、素晴らしい結果を残せたと説明しました。

この財務報告を受け、取締役会は、中間配当を前年同期と同額の1株10.0セントと決定しました。

会長のカーターはまた、「当社の堅調な業績、財政状態、将来の資本出資および取引環境を踏まえ、取締役会は中間配当のレベルを維持することが妥当と考えました」と述べています。中間配当は2017年3月10日営業終了時点で登録のある株主に対し、2017年3月17日に支払われます。

CEOクリストファー・ラクソンは、「ニュージーランド航空全社員が、迅速な対応、厳格なコスト管理、オペレーションの効率化を進めたことで、新たな競合による利益面でのプレッシャーを軽減できたことが今回の堅調な業績につながった最大の要因である」と述べています。今期は、燃料価格の低下によりコスト管理での恩恵を受けたものの、外国為替相場の変動により、燃料価格低下による好影響は部分的に相殺されました。

「ニュージーランド航空全社員が課題に対応し、変化する厳しい競争環境に機敏に力を注いでくれたことに感謝します。私たちは旅客輸送計画を修正し、旧型旅客機の退役を前倒しし、コスト管理を徹底しました。これまでとは違った競争環境に適応する中で、前述の取り組みと近年行ってきた投資が功を奏し、今回の好成績につながりました」

ニュージーランド航空の環太平洋地域およびニュージーランド国内のネットワーク多様化戦略は、ヒューストン線およびブエノスアイレス線の初年度の堅調な成績から、成功を確たるものとしました。また、オーストラリア市場における長距離路線の認知拡大にも取り組み、Dave the Goose(ガチョウのデイヴ)を起用した“Better Way to Fly”キャンペーンを実施しました。

ラクソンはまた、競争が激化するなかで、パートナー航空会社から得られるサポートと安定供給の重要性を認識し、「大手航空会社との環太平洋地域における収益分配契約および戦略的なコードシェア提携により、市場において、より回復力、利益性の高いポジションを築くことができました」と述べています。提携航空会社も含めると、ニュージーランド航空はニュージーランドへのインバウンドの旅行者のうち約45%にご利用いただいております。

ニュージーランド国内のネットワークは、同国の観光事業の拡大、継続的な経済力、また最新かつ高効率のジェット機および小型機による新しい運航スケジュールの恩恵を受けました。

ニュージーランド航空は引き続き、お客様、社員、株主に向けた長期的な価値を維持するため、多額の投資を行っています。顧客満足度向上の取り組みを行うほか、複数年度事業の一貫として、過去6ヶ月の間に1億NZドル以上を投資し、クイーンズタウン、ナンディ、ウェリントン空港のラウンジを刷新しました。

ニュージーランド航空は2021年までの航空機への設備投資は約16億NZドルになると予想しています。今期、ニュージーランド航空はボーイング787-9型機を新たに3機導入し、保有数は合計9機となりました。また、Beech 1900D型機の使用を終了し、2017年3月にはボーイング767型機の最後の2機の運航を終了します。また、将来の座席供給量増加を支えるため、2019年度より新たにボーイング787-9型機を1機リースいたします。

 

2017年度の見通し

今後の見通しについて会長のカーターは、「2017年下半期においては、収益は上半期からの改善が期待できるものの、燃料価格の上昇が業績の向かい風となるでしょう」と述べています。

現在の市況や燃料価格の上昇(1バレル=65USドル)に基づき、2017年度決算時の税引前利益は、4億7,500NZドル(約385億8,900万円)から5億2,500億NZドル(約426億5,100万円)[2]を目標としています。

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業績ハイライト:

  • 税引前利益 3億4,900万NZドル その他の重要項目からの利益2,200万NZドルを含む[1]
  • 税引後純利益 2億5,600万NZドル
  • 営業収益 26 億NZドル
  • 輸送旅客数 810万人
  • 座席供給量の増加 7.1%
  • オペレーティング・キャッシュフロー 3億7,600万NZドル
  • 高い資金力 13 億NZドル
  • ボーイング787-9納入数 3機 合計9機
  • 取締役会は、1株あたりの中間配当額を1株10.0セントと決定、前年同期と同額

 

[1] その他の重要な項目は、ヴァージン・オーストラリアにおける残持分の売却に関連するものです。

[2] 税引前の利益見通しには、ヴァージン・オーストラリアの残持分の売却に関連する2,200万NZ ドルの利益および航空会社の持分利益の持分が含まれています。

※ 1NZドル=81.24円(2016年12月30日の仲値で計算)。

 本件は、2017年2月23日にニュージーランドで発表されている内容です。

 

【ニュージーランド航空について】
ニュージーランド航空は、1940年に設立された国際航空会社です。ニュージーランド国内をはじめ、アジア太平 洋を含む18ヶ国50都市以上への直行便を運航し、スターアライアンスに加盟しています。日本からニュージーランドへ直行便を運航する唯一の航空会社でも あります。ニュージーランド国内は玄関口のオークランドを中心に約20都市を結び、また、全日空とのコードシェア便により、日本各地からの乗り継ぎも便利 です。同社は、AirlineRatings.comの「エアライン・オブ・ザ・イヤー」(2014年から4年連続)をはじめ、毎年数々の賞を受賞してお り、安全性、定時性、サービスのクオリティ、環境への配慮など様々な面で高い評価を受けています。
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