ニュージーランド航空とカンタス航空、旅行者の利便性向上のため国内線コードシェア契約を発表

ニュージーランド航空とカンタス航空は6月1日、両社の国内ネットワークの強みを活かし、ニュージーランドおよびオーストラリアにおける国内移動をさらに容易にするコードシェア契約を発表しました。
2018年6月4日
  • ニュージーランドおよびオーストラリアにおける国内115路線に関するコードシェア契約
  • フライトの乗り継ぎがよりスムーズになり、移動にかかる時間を最大2時間短縮
  • 空港業務、貨物輸送、バイオ燃料などの分野での将来的な協力も模索

 同コードシェア契約のもと、カンタス航空はニュージーランド航空の国内線最大30路線に、ニュージーランド航空はカンタス航空の国内線最大85路線に、自社のコードを付与する計画です。

空港でのチェックインやハンドリング業務を相互に請け負うことで接続時間が短縮され、それぞれの国内ネットワークにおいてお客様にご利用いただける乗り継ぎ便が増え、全体の旅程を短縮できることとなります。

コードシェア対象路線をご利用になるお客様は、両社で合わせて36ある国内ラウンジをご利用いただけます。

カンタスグループのCEOアラン・ジョイスは、国を代表する航空会社2社には共通する歴史も多く、お客様によりお気軽にご旅行いただきたいという共通の目標も持っているとし、次のように述べました。

「カンタス航空とニュージーランド航空との関係は80年近くにも及びます。その間、私たちはあらゆるレベルで互いのパートナーであり続けましたし、ライバルとしても尊敬の念を抱く相手です」

「今回の国内ネットワークにおけるコードシェア契約は、両社の国内市場での強みを活かしており、お客様にとって理にかなったものと言えます」

ニュージーランド航空CEOのクリストファー・ラクソンは、このコードシェア契約では、世界でも高評価の航空会社2社が、お客様にニュージーランドまたはオーストラリアにおいて国内線乗り継ぎのフルサービスをご提供できるとして、次のように述べています。「ニュージーランド航空とカンタス航空は、全ての市場において競合関係にあることは変わりませんが、共通して革新性、顧客サービスの卓越性、運航パフォーマンスと安全性へのコミットメントを持っています。私たちは、両社のお客様が利益を享受できると確信しています」

両社CEOは、今後時間をかけて、バイオ燃料、貨物および空港業務における提携の機会を調査し、相互に関心のある分野を探っていく可能性があると述べました。

コードシェアおよびサービス提供については、タスマン路線(オーストラリア・ニュージーランド間)は含まれません。カンタス航空は、ジェットスター・ニュージーランドが運航するすべての乗り継ぎ便に対し、コードシェアを継続いたします。

コードシェアサービスの航空券は、2018年10月28日以降のご旅行が対象となり、予約は2018年7月末までに可能となります。

※本件は、2018 年6月 1日にニュージーランドで発表されている内容です。 
   

【ニュージーランド航空について】
ニュージーランド航空は、1940年に設立された国際航空会社です。ニュージーランド国内をはじめ、アジア太平 洋を含む18ヶ国50都市以上への直行便を運航し、スターアライアンスに加盟しています。日本からニュージーランドへ直行便を運航する唯一の航空会社でも あります。ニュージーランド国内は玄関口のオークランドを中心に約20都市を結び、また、全日空とのコードシェア便により、日本各地からの乗り継ぎも便利 です。同社は、AirlineRatings.comの「エアライン・オブ・ザ・イヤー」(2014年から5年連続)や、2017年に新設されたトリップアドバイザー「トラベラーズチョイス 世界の人気エアライン」をはじめ、毎年数々の賞を受賞しており、安全性、定時性、サービスのクオリティ、環境への配慮など様々な面で高い評価を受けています。
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