最高経営責任者にグレッグ・フォランを任命
ニュージーランド航空は、取締役会にて次期最高経営責任者としてグレッグ・フォランを任命しました。
フォランは現在、米小売り最大手ウォルマート米国部門の社長兼最高経営責任者(CEO)で、国内4,600の店舗と100万人を超える社員に対して、戦略的な方向性を定め、功績を挙げています。昨年、ウォルマート米国部門は、週あたり1億6千万人以上の顧客にサービスを提供し、収益3,070億米ドルを上げました。この米国部門を包括するウォルマート社の売上高は企業として世界最大であり、同社は昨年グローバルで5,000億米ドル以上の収益を上げています。
フォランは2014年にウォルマート米国部門CEOに就任し、「毎日低価格」というウォルマートの原則に基づき事業変革を主導しました。その結果、ウォルマート米国部門は、数年間に渡り、四半期ベースの売上高更新を複数回達成しました。 2011年にウォルマート・インターナショナルに入社し、現職に至るまで、ウォルマート中国部門の社長兼CEO、ウォルマート・アジアの社長兼CEOなど数多くの地位に就いています。ウォルマート入社前は、オーストラリアとニュージーランドの食料品店チェーンであるウールワースで数々の役職を歴任しました。
ニュージーランド航空会長のデーム・テレーズ・ウォルシュは、ニュージーランドの北島・ヘイスティングスとハミルトンで幼少期を過ごしたフォランが、ニュージーランド航空の傑出したリーダーになるとして、次のように述べています。
「私たちは、世界を舞台に活躍するニュージーランド人を故郷に迎えることができ、大変嬉しく思います。グレッグは、高い業績と卓越した顧客フォーカス、そして事業を次のレベルに引き上げるチーム作りにおいて、申し分のない実績を持っています」
フォランは、ニュージーランドを代表するような重要企業を、グローバルなステージで成長させる機会が与えられたのは光栄だとして、次のように述べています。
「私はキウィ(ニュージーランド人)として、今回の任命を大変誇りに思っています。国内でも世界でも、私たちの国を象徴する企業であるニュージーランド航空が、これまで築きあげたレガシーを大切にし、そしてさらに発展させる機会をいただき、本当に嬉しく思います。ニュージーランド航空は、当然ながら世界の優れた航空会社の1社として認識されており、社員の皆さんと協力して次のレベルに引き上げていけることを楽しみにしています」
「ニュージーランド航空の社員は、仕事に対して絶対的な愛と情熱を持っています。顧客重視と、レベルの高いニュージーランド流のおもてなしは、競合他社に勝る強みの1つであり、これをさらに発展させることを楽しみにしています」
「ニュージーランド航空は、タイムリーで便利な旅行を提供するだけでなく、例えば、観光業や環境、コミュニティ支援、イノベーションなど、さまざまな分野で非常に重要な存在です。私は、ニュージーランド航空が世界中の業界の最先端を走り続け、その過程で優れた業績をもたらすことを望んでいます」
フォランは、2020年の1月~3月を目途に最高経営責任者に就任します。
※本件は、2019年10月11日にニュージーランドで発表されている内容です。
【ニュージーランド航空について】
ニュージーランド航空は、1940年に設立された国際航空会社です。ニュージーランド国内をはじめ、アジア太平 洋を含む18ヶ国50都市以上への直行便を運航し、スターアライアンスに加盟しています。日本からニュージーランドへ直行便を運航する唯一の航空会社でも あります。ニュージーランド国内は玄関口のオークランドを中心に約20都市を結び、また、全日空とのコードシェア便により、日本各地からの乗り継ぎも便利 です。同社は、AirlineRatings.comの「エアライン・オブ・ザ・イヤー」(2014年から5年連続)、「ベスト・プレミアム・エコノミー」(2014年から6年連続)や、2017年に新設されたトリップアドバイザー「トラベラーズチョイス™ 世界の人気エアライン」をはじめ、毎年数々の賞を受賞しており、安全性、定時性、サービスのクオリティ、環境への配慮など様々な面で高い評価を受けています。
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