ニュージーランド初、水素の活用による低排出航空の実現に向けた実証試験
ニュージーランド航空、ウエリントン空港、トヨタニュージーランド、ヒリンガ・エネルギー社は共同で、ウエリントン空港で今後数週間にわたり、ニュージーランド航空の電動トーイングカーと地上支援車両に水素を使って充電する実験を行います。
ニュージーランド航空のシニア・サステナビリティ・マネージャーであるジェイコブ・スネルグローブは、同社がグリーン水素を動力源とする航空機の商業展開の先駆けとなりたいと述べています。
「グリーン水素は、バス、トラック、列車、船の低排出ガス燃料として世界中で使用され始めています。航空機は理論的な次の段階であり、すでに海外で成功した試験飛行が行われています。ニュージーランドでの最大の課題は、水素を燃料とする航空機の運航をサポートするための供給、輸送、インフラを整えることです。この試用期間は、そのシステムの発展を可能にするための重要な一歩です」
「ニュージーランドの空港で水素が使用されるのは初めてのことで、航空業界の脱炭素化を実現する長期的な道のりにおける重要な一歩です」とウエリントン空港の最高経営責任者であるマット・クラークは述べています。
「この試用により、水素による充電の実行可能性を評価するのに役に立ち、また運航の課題や機会について十分な洞察を得ることができます」
試用は、トヨタニュージーランドが提供する水素燃料電池を使用して実施されます。燃料電池は水素によって発電するもので、ニュージーランドを本拠とするグリーン・エネルギー企業、ヒリンガ・エネルギーが供給を調整します。
「ニュージーランド航空とウエリントン空港をサポートし、水素の安全な航空利用を実証できることを光栄に思います」とヒリンガ・エネルギーの最高経営責任者であるアンドリュー・クレネットは述べています。
「グリーン水素は、ニュージーランドの脱炭素化において重要な役割を果たしており、このプログラムが、将来の水素を燃料とした航空機に向け、空港運営に水素を導入することのメリットをよりよく理解するのに役に立っています」
また、トヨタニュージーランドの最高経営責任者であるニーラジ・ララは、ウエリントン空港に水素燃料電池発電機を導入するのは、同社の戦略に直接沿ったものだと述べています。
「私たちは、脱炭素化への取り組みを支える変革的な新技術を導入することで、ニュージーランドの水素経済を発展させることに全力を尽くしています」
「燃料電池発電機などの革新的な技術を、航空業界での実用的な用途で紹介することで、需要を刺激し、水素技術の実現可能性と利点を実証することができます。これは、ニュージーランド経済の様々な分野での水素の幅広い採用と投資への道を開きます」
「私たちトヨタの燃料電池発電機は、気候変動への対応に真剣に取り組んでいる企業に、信頼性が高く、環境にやさしい代替エネルギー源を提供します」
試用期間は本日から始まり、3月15日まで行われます。
【ニュージーランド航空について】
ニュージーランド航空は、スターアライアンスに加盟する国際航空会社で、ニュージーランドと日本を含むアジア、オセアニア、北米、南太平洋諸国間を運航。日本からニュージーランドへは直行便で毎日1便運航しています。玄関口オークランドからは、充実したフライトネットワークでニュージーランド国内20都市以上への乗り継ぎが可能です。
2023年、安全性と製品の格付けウェブサイトAirlineRatings.comにて7度目となるエアライン・オブ・ザ・イヤーを受賞。さらに2024年は、同サイトの世界で最も安全な航空会社1位を獲得。乗った瞬間からニュージーランドの自由さ、あたたかさを感じていただけるニュージーランド流のフレンドリーなおもてなしにご好評をいただいております。
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