カーボン

ニュージーランド航空は、2050年までにゼロエミッションを達成することを目標に、脱炭素化に向けた行動を主導し、提唱することに注力することで、気候変動に対して野心的な行動を取りたいと考えています。

航空輸送はニュージーランドの貿易、輸出、投資、観光などの産業にとって不可欠であり、世界との懸け橋としての重要な役割を果たしています。

しかし、このような利益は航空業界の気候変動に対する大きな影響により相殺されてしまっており、航空業界による排出量は世界全体の排出量の2%から4%を占めています。

カーボン管理

ニュージーランド航空では、自社オペレーションによるカーボンフットプリントが顕著なものであることを認識しており、環境に対する影響を最小限に抑えるために多くの取り組みを行っています。

ニュージーランド航空は国際航空運送協会(IATA)のメンバーであり、IATAの燃費性能とカーボン排出量に関する次の目標にコミットしています。

  • 2010年から2020年まで年間平均1.5%の燃費性能の改善
  • 2020年以降カーボンニュートラルな成長
  • 2050年までに2005年のレベルから正味排出量を50%削減

ニュージーランド航空のカーボン管理の詳細については、2020年持続可能性レポートをご覧ください。

ニュージーランド航空の航空機

排出量削減の最も重要な方法のひとつに、最新かつ効率的な航空機を運航するということがあります。

2020630日現在、ニュージーランド航空の航空機の平均座席使用年数は7.1年です。

燃費性能とカーボン削減プログラム

2020年には、当社のカーボンフットプリント(温室効果ガス排出量)は19%減少しましたが、これは主にCovid-19パンデミックとニュージーランドの削減戦略による航空旅行の減少によるものです。

ニュージーランド航空は2016年に、独立したIATA運航効率化チームに委託し、カーボン管理の国際的なベストプラクティスと比較して、当社のパフォーマンスの評価を行いました。

IATAが認定した航空会社の平均カーボン削減率は5%ですが、ニュージーランド航空の削減率は1.46%(年間約37,000トンの二酸化炭素排出)と大幅に低く、当社が世界トップレベルの燃費性能改善を行っていることが示されました。

2016年に当社は、さらなるカーボン排出削減を可能にするカーボン削減プログラムを開始しました。

また、航路最適化やニーズに合わせた発着便の設定により、大幅な燃料節約が可能なことを認識し、当社のカーボン削減プログラムの一環として、民間航空局やAirways New Zealandを含む外部のステークホルダーと協力し、業界全体での取り組みを推進しています。ニュージーランド航空とAirways New Zealandのシニアメンバーがプログラムを監督し、取り組みが予定通り進められていることを確認しています。

ニュージーランド航空のFlyNeutralカーボンオフセットプログラム

上記のカーボン削減戦略やプログラムに加え、ニュージーランド航空では、お客様がご搭乗のフライトによるカーボン排出をオフセットできる、FlyNeutralカーボンオフセットプログラムも提供しています。

FlyNeutral

FlyNeutralは、すべてのお客様にとってオフセットをよりわかりやすいものにしています。また、法人のお客様には、航空便に関連したカーボン排出量の把握、報告、オフセットをより効率的、透明性、柔軟性の高いものにしています。

FlyNeutralに関する詳細やフライトに関連するカーボン排出量のオフセット方法については、FlyNeutralをご覧ください。

ニュージーランド航空では、自社ネットワークにおける自社スタッフの移動によるカーボン排出を自主的にオフセットしております。FlyNeutralでフライトのカーボン排出をオフセットしてみませんか。

FlyNeutralは、ニュージーランド排出量取引制度とは分けて運用されています。FlyNeutralプログラムでのオフセット料金としてお客様から受け取る資金は、ニュージーランド排出量取引制度に関連する当社のコンプライアンス費用に使用されることはありません。その資金はすべて、追加の認証済みカーボンクレジットを購入するために使用されます。ニュージーランド航空は当制度で課された義務を順守し、自費ですべてのコンプライアンス要件を管理しています。

オペレーションにおける取り組み

現時点で二酸化炭素排出量を削減する方法として最も効果的なものは、航空機燃費性能の改善であり、地上での機材による燃料使用や定置型エネルギーの削減などの他の要素をはるかに上回ります。しかし、ニュージーランド航空はオペレーションのすべてのレベルで環境への影響を減らすことにコミットしています。これには、輸送、建物、廃棄物管理など、地上サービスによる排出量も含まれます。

  • 電力:当社はニュージーランドにおける事業運営のすべての分野で電力消費量削減を続けています。2020年6月30日までに、ニュージーランドの地上オペレーション全体で、2011年から48.4%の電力消費量を削減しました。当社がニュージーランドで使用している電力会社の発電ポートフォリオはすべて再生可能エネルギーに基づいています。
  • 機内からの廃棄物:大手ケータリング会社LSG Skychefsと第一次産業省(MPI)との協力により、以前は埋め立て地に破棄されていた約40種類の未使用で未開封の機内での提供物が回収され、再利用されるようになりました。現在までに435トン以上の製品が再利用され、593トンのガラスがリサイクルされました。
  • 電動車両:ニュージーランド航空は、ニュージーランドで最も技術的に進んだ再生可能エネルギーによる電動の地上車両を使用し、地上でも最先端を行くことを目指しています。選択可能なものについて、85%まで電動車両に変更し、路上軽車両80台のうち、68台が電動となっています。また、飛行機牽引車やローダーなど、地上支援機材(GSE)の電動への移行も進めています。2020年6月30日の時点でGSEの69%が電動となっています。