リチウムバッテリーをお持ちの場合
1人あたり最大15台の携帯電子機器(カメラ、携帯電話、ノートパソコン、タブレットなど)と、1人あたり最大20個の予備電池に制限されています。ニュージーランド航空ではバッテリーの種類に応じたワット/時またはリチウム含有量に基づき、規定を定めています。
脱着可能または内蔵リチウムバッテリーを携帯して、ニュージーランド航空運航便をご利用いただく場合のについてのご案内です。バッテリーおよび電池は、国連試験基準マニュアル (UN Manual of Tests and Criteria) に定められた要件を満たすものとします。
- 通常は充電可能なリチウムイオン(Li-ion)またはリチウムポリマーバッテリーでは、最大ワット/時(Wh)定格(Amp時間×電圧)を考慮します
- 通常は充電不可のリチウム金属またはリチウム合金バッテリーでは、バッテリー内のリチウム含有量(LC)を考慮します
定格値は明確に記載されている必要があります。
ワット/時(Wh)定格またはリチウム含有量(LC)は、元の製造業者によって、すべてのリチウムバッテリーに明記されていなければなりません。
予備バッテリーの安全要件
予備または脱着可能なバッテリーは、受託手荷物としては許可されません。機内持ち込み手荷物として許容されるサイズ(下記参照)の場合、製造業者の包装に入れられているか、または短絡しないように保護されていなければなりません。短絡を防ぐには、端末に電気テープを貼るか、またはバッテリーを丈夫なビニール袋に入れます。予備の電池は硬貨、鍵、宝石類などの金属との接触を避け、電池が潰れたり、穴があいたり、圧力を受けたりするのを防ぐために必要な措置を講じるものとします。
受託手荷物内の携帯電子機器
ノートパソコン、タブレット、携帯電話、カメラなどのリチウム金属またはリチウムイオン電池を搭載したポータブル電子機器は機内持ち込み手荷物に入れていただく必要があります。
受託手荷物に電気機器が入っている場合は、電気機器の電源を切り(スリープモードのままにしないでください、)、電源が誤って入らないようにする必要があります。また可燃性物質(例えば、香水、エアロゾル)を入れた同じ荷物の中には入れないでください。
リチウムバッテリー駆動の小型レクリエーション車
持ち込み禁止品
- リチウムバッテリー駆動の小型レクリエーション車は、受託手荷物でも、機内持ち込み手荷物でも、貨物でも禁止されています
- ホバーボード、ミニセグウェイ、ソロホイール、エアホイール、バランスホイール、リチウムバッテリー駆動のスケートボード、オンボードストレージを備えた個人輸送機器、リチウムバッテリー駆動の小型レクリエーション車
車椅子および移動補助機器のバッテリー
リチウムバッテリーを備えた車椅子またはその他の移動補助機器については、車椅子をご使用のお客様をご覧ください。
最大100ワット/時(Wh)またはリチウム含有量2g
一般的な例としては、ノートパソコン、携帯電話、デジタルカメラ用バッテリーなどがあります。
持ち込み禁止品
- 受託手荷物の予備バッテリー
お持ち込みいただけるもの
- 受託手荷物または機内持ち込み手荷物として電子機器に取り付けられたもの
- 予備バッテリーは、機内持ち込み手荷物のみ、損傷および短絡から保護、個人用のみ
100Whまたは2g LCを超えているものの、160Whまたは8g LC以下
一般的な例としては、ビデオ装置や携帯用医療機器などがあります。
持ち込み禁止品
- 受託手荷物の予備バッテリー
承認が必要なもの
これらのバッテリーをお持ちの場合は、予約時にお知らせください。通常、以下の場合は承認されます。
- 受託手荷物または機内持ち込み手荷物として電子機器に取り付けられたもの
- 予備リチウムイオンバッテリーは、機内持ち込み手荷物のみ、損傷および短絡から保護、1名あたり2個の制限
- 予備リチウム金属または合金バッテリーは、個人用の医療機器のみ、機内持ち込み手荷物のみ、損傷および短絡から保護、1名あたり2個の制限
160Whまたはリチウム含有量8gを超えているもの
一般的な例としては、電気自転車、セグウェイ、自動車、水中ランプなどがあります。
持ち込み禁止品
- 予備バッテリーであっても、機器の内蔵バッテリーであっても、当社のすべての航空機で受託手荷物または機内持ち込み手荷物とすることが禁止されています